「最近、物忘れが増えた」「姿勢が悪くなった気がする」「気分をリフレッシュしたい」——そんな悩みを抱える50代・60代の方の間で、いま静かなブームとなっているのが“サックス(サクソフォン)”です。

シニアライフと健康法

楽器というと若者の趣味というイメージがありますが、実はサックスは中高年にこそぴったりの“脳活”&“健康法”でもあるのです。今回は、サックスがなぜ脳と体の両方に良いのか、その理由を詳しくご紹介します。

サックスが50代・60代に人気の理由とは?

サックスといえば、ジャズやポップスなどでおなじみの楽器ですが、最近では「健康のために始める」シニア層が急増中です。理由は大きく3つあります。

① 全身を使う“呼吸楽器”で体の内側から若返る

サックス演奏の基本は“息”です。腹式呼吸を使って音を出すため、自然とお腹まわりの筋肉(腹横筋や横隔膜)が鍛えられます。

これはヨガや呼吸トレーニングにも共通する動きで、呼吸が深くなることで自律神経が整い、血流や代謝もアップ。演奏を続けるうちに「体が軽くなった」「姿勢が良くなった」という人も少なくありません。

② 姿勢が自然と整う

サックスは首から下げて演奏するため、背筋を伸ばさないと良い音が出ません。猫背のままでは息の通りが悪く、音が詰まってしまうのです。

そのため、練習を重ねるうちに「背筋を伸ばして深く呼吸する姿勢」が身につきます。結果として、肩こりや首のハリが軽減し、見た目の若々しさにもつながります。

③ 指先と脳を同時に使う“脳トレ効果”

サックスの演奏では、楽譜を読みながら、左右の指をリズムよく動かします。音程や強弱を意識しながら演奏するため、脳の前頭葉・小脳・海馬といった部位が活性化されるのです。

これはまさに「脳トレ」と同じ効果。ピアノなどに比べても指の運動が大きく、音をコントロールする呼吸との同時動作が脳への刺激を強めます。脳科学的にも、音楽演奏が認知機能維持に役立つことは多くの研究で明らかになっています。

初心者でも始めやすい!サックスの魅力

「難しそう」と思われがちなサックスですが、実は初心者にも人気の理由があります。

音が出やすく、上達を実感しやすい

木管楽器の中では比較的音が出しやすく、初めてでも数日でメロディを奏でられることが多いです。努力の成果がすぐに感じられるので、モチベーションが続きやすいのもポイント。

教室やオンラインレッスンが充実

最近では、50代以上の生徒を対象とした「シニアサックス教室」も全国的に増えています。また、YouTubeやオンラインレッスンを使えば自宅でも気軽に始められます。

特に自分のペースで学べるオンライン講座は、忙しい中高年にも人気です。

サックスがもたらす“心の健康”効果

サックスの音色には独特の温かさと深みがあり、「吹いているだけで癒やされる」という声が多く聞かれます。実際、音楽療法の現場でもサックスはリラックス効果の高い楽器として知られています。

ストレス発散・気分転換に最適

演奏中は呼吸と音に集中するため、日常のストレスから自然と意識が離れます。これは“マインドフルネス”のような心理的リセット効果があり、気持ちの切り替えにもぴったり。

仲間との交流が生まれる

サックスを通じて音楽仲間ができるのも大きな魅力です。アンサンブルや地域の音楽サークルに参加すれば、共通の趣味を持つ人との出会いが生まれ、人生がさらに豊かになります。

サックスを始める前に知っておきたいポイント

  • アルトサックスは軽くて扱いやすく、初心者向け。
  • テナーサックスは音に深みがあり、男性に人気。
  • 最初は安価な入門モデル(3〜5万円台)でも十分楽しめます。
  • マウスピースやリードは消耗品なので、衛生面の管理を忘れずに。

まとめ:サックスは“体と脳を鍛える楽器”

50代・60代の多くが感じる「体の衰え」や「脳の衰え」。サックスは、そのどちらにもアプローチできる、まさに理想的な趣味です。

深い呼吸で体を整え、指先と脳を刺激し、美しい音で心を癒やす——。そんな時間を日常に取り入れてみませんか?

いまからでも遅くありません。人生の後半を、音楽とともにもっと豊かに、もっと楽しく。

あなたの新しい“脳活習慣”として、サックスを始めてみてはいかがでしょうか。

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